e知識「e-chishiki.com」では、インドでの著名なIT著者、IT教育者、eセキュリティーの大家により作成された様々な種類のプログラミング言語に関する技術的なコンテンツを知識情報データーベースとして提供します。
インド IT 産業紹介シリーズ
インド IT 産業を支えるエンジニアと教育資材
中村 宏一
ここでいう教育システムとは、単に学校と教員の数が十分というだけではありません。IT インフラを応用したあらゆる教育の手段が整っているのです。ここで少しインドでの IT の教育の手段について御紹介したいと思います。
優れた教育者
数多くの優れた教育者がおりますが、更にその中でもトップに位置する教育者である、Yashavant Kanetkar 氏と、彼とパートナーを組んでいる、Asang Dani 氏が挙げられます。更にもう一人インド IT 産業の祖と言われている、Vijay Mukhi 氏の2名が大きく貢献しています。
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左:Asang Dani 氏 右:Yashavant Kanetkar 氏 -2007年10月ナンプールにて撮影- |
Vijay Mukhi 氏 -2007年10月ムンバイにて撮影- |
書籍
当然のことながらインドには IT 産業を支える様々な IT 関連書籍があります。
その中で特に専門学校、大学、大学院、学生が IT 企業に就職してから受ける、企業での研修で事実上の標準教科書として使われている書籍を御紹介してみましょう。
何とこの書籍は、1991年に初版出版以来、現在8版を重ね、一年間でコンスタントに15万冊が販売されているというベストセラー書籍です。
書籍紹介:
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| Let us C Solutions Yashavant Kanetkar | Quest - VB.NET Programming | Quest - Embedded Systems Programming | 専用基盤 |
映像媒体(CDセット等)
素晴らしい教育実績とノウハウの持った教育者が映像とスライドを組み込んでのいわゆるマルチメディア形式の教材も非常に充実した内容の物がそろっています。
初心者がPCを使って独習教材として数十時間学習すれば、技術開発のスキルが身に付く解り易い構成となっています。
例として、上記の写真に、「C++の独習教材」と、「組み込み系の独習教材」を御紹介します。
充実したネットワークインフラを活用した e-ラーニングシステム
皆さんは近年、発展著しいインドの事を耳にすると思います。アストソーシング先として、コールセンター業務、医療分野、セキュリティー等のコンサル業務、そして優れたITソフト開発先として知られています。
これらの優れた仕事を支える教育手法にも優れたものが多くあり、近年急速に整備が整いつつある、ネットワークインフラを活用してのe-ラーニングが盛んで、その為のコンテンツやツールも充実している事を知って欲しいと思います。
インドの有名な大学や、大学院、企業向けのコンテンツとして、各種セキュリティーのe-ラーニングも行われています。
教育の合理性
ベテラン講師の講義は映像として収録して、他の教室や、敷地外の場所でも同時にプロジェクターで同時講義をします。彼らの知識欲は旺盛で、有効な知識を持った人物からの知識は徹底的に活用しようとします。
元々が、数時のゼロを発明した国民性である上に、初等教育において九九ではなく、二桁の暗算を教え込むといった高度な初等教育を施された若い人材が、優れた教育資材と教育手法により教育された優れたエンジニアが社会に排出されているのがインドの素晴らしいところです。
筆者もエンジニアの一人として、その様な素晴らしいライバルたちと同一のマーケットで技を競いあえるのは名誉なことだと考えています。



